【度数48%は正義】ニッカ フロンティア本音レビュー!公式推奨フロートと和食ペアリング

【度数48%は正義】ニッカ フロンティア本音レビュー!公式推奨フロートと和食ペアリング

日本のウイスキーの父・竹鶴政孝の情熱を受け継ぎ、常に革新的なボトルを世に送り出し続けるニッカウヰスキー。

そんなニッカが創業90周年を控えた2023年秋、「日本のウイスキーのフロンティア(開拓地)を切り拓く」という強い意志を込めて世に放った革新的なスタンダードボトルがあります。それが今回ご紹介する「ニッカ フロンティア(NIKKA FRONTIER)」です。

余市蒸留所のヘビーピーテッドモルト原酒をキーモルトに使用し、ブレンデッドでありながらモルト比率を51%以上に高め、さらに冷却濾過を行わない「ノンチルフィルタード」の48度でボトリングされたこの1本。今回は、骨太なスモーキーさと豊かなモルトの甘みを併せ持ち、和食全般から冬の鍋、さらにはタレの効いたうなぎにまで寄り添う万能な実力を、我が家の晩酌風景とともにお届けします。

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我が家の晩酌ノオト:次男と語る、ニッカ90年の開拓精神

週末の夜。夕食の準備が進むダイニングテーブルに、どっしりとした長方形のボトルと黒いラベルが印象的なウイスキーを用意していると、遊びに来ていた次男が興味深そうに手に取りました。

次男
次男
親父、このニッカのボトルかっこいいね。ロゴの『N』がすごく大きくデザインされてて、いかにも力強そう

みなみ
みなみ
いいところに目をつけたな。これはニッカが『ウイスキーの新しい境界線を切り拓く』という意味を込めて造った『フロンティア』というボトルなんだ。普段よく飲んでいるスコッチのタリスカーやアイラモルトのような、しっかりとしたスモーキーさ(ピート)が特徴なんだよ

次男
次男
へえ、ニッカでスモーキーなんだ! 定番のブラックニッカとかはもっと優しくて飲みやすいイメージがあるけど

みなみ
みなみ
そうだね。でもこれは、あの北海道の余市蒸留所で造られた、ガツンと煙たい『ヘビーピーテッドモルト』をキーモルトに使っているんだ。しかも、度数が48度もあってノンチルフィルタード(冷却濾過なし)だから、樽の旨味がそっくりそのまま詰まっているんだよ

次男
次男
48度! それは飲みごたえがありそう。今日のメニューは和食全般、特に脂の乗った『うなぎの蒲焼』と、これからの季節に最高な『熱々の鍋料理』なんだけど、負けちゃわない?

みなみ
みなみ
むしろ逆さ。このフロンティアの持つ『豊かなモルトの甘み』と『力強いスモーク』は、和食の出汁や、うなぎの濃いタレの旨味をガッチリ受け止めて引き立ててくれるんだ。今日はニッカ公式も推奨している特別なハイボールで合わせてみよう!

テイスティング・レポート

ニッカ フロンティアとテイスティンググラスの写真

モルト比率51%以上、アルコール度数48%、ノンチルフィルタードという、低価格帯のブレンデッドウイスキーとしては異例のハイスペックを誇るフロンティア。その味わいは、ニッカの執念を感じさせる出来栄えです。

香り(Nose)

グラスに注いだ瞬間から、余市を思わせる力強くも心地よいピートスモーク(心地よい燻製香)がフワッと立ち上がります。しかし決して煙たさだけではなく、そのすぐ奥から、ニッカらしいクリーンなバニラ、ハチミツ、そして熟したリンゴや洋梨のようなフルーティーで豊かなモルトの甘みがしっかりと主張してきます。

味わい(Palate)

口に含むと、48度という高い度数ならではの、ドッシリとした濃厚な口当たりとボリューム感に圧倒されます。滑らかな蜂蜜の甘みと麦の香ばしさが広がった後、中盤から力強いピートスモークと、心地よいウッドスパイスが一気に口内を支配します。ブレンデッドとは思えないほどボディが厚く、飲みごたえ抜群です。

余韻(Finish)

樽由来の心地よいビター感と、ピートの余韻がじんわりと長く続きます。最後は熟した果実のほのかな甘みがフワッと鼻から抜け、非常に満足度の高いフィニッシュを迎えます。

【テイスティング総評】

2,000円台前半という価格帯を考えれば、文句のつけようがない圧倒的な完成度とコストパフォーマンスです。グレーンの軽やかさで綺麗にまとめつつも、中身は完全に「ヘビーピーテッド・シングルモルト」を飲んでいるかのような錯覚に陥るほどのモルト感。スモーキーで力強いウイスキーが好きな方なら、毎日の常備酒として間違いなくエースを張れるクオリティです。

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おすすめの飲み方とペアリング

公式推奨!香りをダイレクトに楽しむ「フロートハイボール」

ニッカ フロンティアの持つ「骨太なスモーク」と「モルトの甘み」を最大限に楽しむなら、公式がおすすめする「フロートハイボール」が圧倒的におすすめです。 作り方は簡単。グラスに氷をたっぷり入れ、先に炭酸水を注ぎます。その後、氷に当てるようにしてウイスキーをゆっくりと注ぎ、かき混ぜずにそのままウイスキーを上に浮かべる(フロートさせる)だけです。

次男
次男
あれ? ハイボールなのにかき混ぜないの? 上のほうが濃くなっちゃうよ

みなみ
みなみ
それが狙いなんだ。ウイスキーが上に浮いているから、最初の一口目でフロンティアの力強いピートスモークと48度のガツンとしたモルト感をダイレクトに味わえるんだよ。そして飲み進めるうちに自然と混ざり合って、爽快なハイボールへと変化していく。一杯で二度美味しい究極の飲み方さ

因みにオン・ザ・ロックスでは 口に含んだ瞬間の甘味がとても強く、マイルドでクリーミーな口当たりがいいですね。甘味のあとに現れるほろ苦さはストレートよりも控え目で兎に角甘味が強まった気がします。氷が溶け始めると滑らかさが増し、蜂蜜の甘さのあとからオレンジピールのような、少しフルーティな柑橘感のほろ苦さを感じます。

普通に作ったハイボールは甘さもしっかりと出ていますし、樽感もある。やはりアルコール度数が高いのは正義ですよね。割負けしないというか、しっかりとしたニッカ フロンティアの味わいを愉しむことが出来ますね。

至高のペアリング①:冬場の熱々「鍋料理」

出汁の旨味が効いた冬場の鍋料理(寄せ鍋や水炊き、ちゃんこ鍋など)に、このフロートハイボールを合わせてみます。

次男
次男
(熱々の鍋をフーフーと食べ、ハイボールをゴクリ)……うわ、旨い! 最初の一口目でスモーキーな香りが鼻を抜けて、その後に鍋の温かい出汁の旨味が重なってくる!

みなみ
みなみ
だろう? フロンティアの持つ『土っぽい優しいスモーク』が、鍋の出汁の深みをさらに引き立てて、まるで隠し味の調味料のように機能してくれるんだ。ポン酢や薬味の風味とも喧嘩せず、お互いを引き立て合ってくれるよ

至高のペアリング②:うなぎの蒲焼

続いて、甘辛く濃厚なタレが絡み、香ばしく焼き上げられた「うなぎの蒲焼」に合わせてみます。

次男
次男
うなぎは脂もタレも強いから、さすがにウイスキーが負けちゃうんじゃない?

みなみ
みなみ
いや、ここからがフロンティアの本領発揮さ。(うなぎを食べて、フロートハイボールをひと口)

次男
次男
(真似して食べて驚く)……えっ、すごい! うなぎの濃厚な脂っぽさがハイボールの炭酸でサッパリ消えるのに、タレの甘辛い旨味とウイスキーのモルトの甘みが口の中で完全に一体化してる! しかも、最初の一口目の濃いウイスキーとうなぎの香ばしさが合わさって、高級な炭火焼きを食べているみたいだ!

みなみ
みなみ
完璧な考察だね。フロンティアの度数48度という厚みとフロートスタイルのインパクトがあるからこそ、うなぎの強い脂とタレをがっちり受け止められるんだ。和食の『焼きの香ばしさ』と『タリスカーや余市的なスモーク』の相性は、本当に素晴らしいものがあるよ

ニッカ フロンティアをおすすめする方

  • 余市やタリスカーなど、ピートが効いたスモーキーなウイスキーが大好きな方
  • フロートハイボールなど、度数が高くて飲みごたえのある食中酒を探している方
  • 冬の鍋料理やうなぎの蒲焼、焼き鳥(タレ)など、出汁やコクのある和食と合わせたい方
  • 2,000円台で買える、毎日の晩酌用のハイクオリティな常備酒を求めている方

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まとめ

ニッカ フロンティアと鰻の蒲焼のペアリングを楽しむ親子のイメージ

ニッカウヰスキーが次の時代へ向けて切り拓いた新境地、「ニッカ フロンティア」。

その圧倒的なモルト感と力強いスモークは、ブレンデッドウイスキーの常識を心地よく覆してくれます。公式推奨のフロートハイボールで味わう最初の一口の衝撃。そして冬の鍋料理で出汁の深みに寄り添い、うなぎの蒲焼で濃厚な旨味と香ばしさを引き立てる万能ぶりは、日本の食卓(和食)を知り尽くしたニッカだからこそ到達できた至高のバランスと言えるでしょう。

フロートハイボールやオン・ザ・ロックスがとても美味しい銘柄ですね。オン・ザ・ロックスを飲んだ感覚だとハーフロックや水割り凄く美味しいと思います。

明日もまた、素晴らしいウイスキーとの出会いがありますように。乾杯。

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