ウイスキー1日の適量とは?長く健康に楽しむための正しい飲み方と休肝日

ウイスキー1日の適量とは?長く健康に楽しむための正しい飲み方と休肝日

香川の田舎で、毎夜の晩酌を心から楽しんでいる「晩酌ノオト」管理人のみなみです。先日、夕食後に意気揚々とタリスカーのボトルを開け、グラスになみなみとウイスキーを注いでいた時のこと。

妻
ちょっと待った。あなた、それグラスにどれくらい注いだの?

みなみ
みなみ
え? いや、ちょっと多めのシングル(30ml)かな……

妻
どう見てもダブル(60ml)以上あるでしょ。この前テレビでやってたけど、ウイスキーの適量って1日たったの〇〇mlなんだってね

みなみ
みなみ
(ギクッ……!)

ウイスキー沼にハマると、色々な銘柄を少しずつ飲み比べたくなり、ついグラスに手が伸びてしまいます。しかし、私たちのような「お小遣い制&健康も気になるお年頃」のおじさんにとって、アルコールの摂取量問題は避けて通れません。

今回は、ウイスキー好きにはちょっと耳が痛い「1日の適切な摂取量」と、長く健康にウイスキーを楽しむための「正しい飲み方」の基礎知識を解説します。

現実を見よう…ウイスキーの「1日の適量」とは?

厚生労働省が推進する「国民健康づくり運動(健康日本21)」によると、節度ある適度な飲酒量は「1日平均 純アルコールで約20g程度」とされています。
……純アルコール20g。これ、ウイスキーに換算すると一体どれくらいだと思いますか?

お酒の種類 アルコール度数 純アルコール20gの目安
ビール 5% 中ビン1本(500ml)
日本酒 15% 1合(180ml)
ウイスキー 40% ダブル1杯(60ml)

そうなんです。ウイスキー(アルコール度数40%の場合)の1日の適量は、たったの60mlなのです!

  • ストレートやロックなら:シングル(30ml)で2杯まで。
  • ハイボールなら:1杯に30ml使うとして、2杯まで。

みなみ
みなみ
うそだろ……。夜な夜な3種類くらい縦飲みや横飲みをしてる俺は、完全にアウトじゃないか

妻
そういうこと。つまり、1日2杯まで。それ以上飲んだらお小遣いから『健康税』を徴収します

みなみ
みなみ
あれ?ハイボールは炭酸で割って度数が低くなっているのに飲めるのは2杯までなの?

なぜ薄めても「ウイスキー60ml」のままなのか?

厚生労働省が定める「1日20g」という基準は、飲み物の総量や度数ではなく、体内に入る「純アルコール(アルコールそのもの)の重さ」で計算されるからです。

純アルコール量の計算式は以下のようになります(0.8はアルコールの比重です)。

純アルコール量 (g)=お酒の量 (ml)×100アルコール度数 (%) ×0.8

アルコール度数40%のウイスキーを60ml使った場合の計算は以下の通りです。

60×0.40×0.8=19.2g

ハイボールにするために炭酸水や氷を足してグラス全体の量が300mlになったとしても、そこに入っているウイスキーの量が60mlであれば、体内に入る純アルコール量は19.2gのままで変わりません。

つまり、薄めたからといって「アルコール成分が消えてなくなるわけではない」ため、ベースとなるウイスキーの原液量(60ml)でカウントする必要があります。

健康と肝臓を守る!ウイスキーの正しい飲み方3カ条

60mlという残酷な現実を突きつけられましたが、絶望するのはまだ早いです。この限られた量を「最大限に、かつ健康的に」楽しむための飲み方のコツがあります。

1. 魔法の水「チェイサー」を必ず用意する

ウイスキーを飲む時に絶対に欠かせないのが「チェイサー(お水)」です。アルコール度数の高いウイスキーをそのまま胃に入れると、胃や肝臓に大きな負担がかかります。

  • 理想の量:ウイスキーの2倍〜3倍の量の水を飲むのが理想です。
  • 効果:胃への刺激を和らげ、血中のアルコール濃度の上昇を緩やかにしてくれます。また、一口ごとに口の中をリセットできるため、ウイスキーの香りと味を常に新鮮な状態で感じられるという「味覚面でのメリット」も絶大です。

2. 空腹で飲まない(おつまみを味方につける)

空腹時にアルコールを入れると、アルコールが胃を素早く通過して小腸で一気に吸収され、悪酔いの原因になります。

飲む前、あるいは飲みながら、良質なタンパク質や脂質を含んだおつまみを食べましょう。チーズやナッツ、そして当ブログでも紹介した「くんせいナッツドレッシング」を使ったおつまみなどは、胃の粘膜を保護しつつウイスキーとの相性も抜群な最強のパートナーです。

3. 週に2日は「休肝日」を作る

そして最も耳が痛いのがこれ。肝臓も私たちと同じで、毎日働き続けると疲労困憊してしまいます。週に2日はアルコールを全く飲まない「休肝日」を設けましょう。

「飲めない日は辛い…」と思うかもしれませんが、休肝日明けに飲む1杯目のハイボールの美味さは、言葉にならないほどの感動があります。休肝日は「次のウイスキーを劇的に美味しくするためのスパイス」と考えましょう。

まとめ:量より「質」と「時間」を味わおう

ウイスキーの1日の適量は60ml(ハイボール2杯分)。
これまでガブガブ飲んでいた方(私を含め)にとっては少ないと感じるかもしれません。

しかし、ウイスキーは「酔うため」のお酒ではなく、その豊かな香りと余韻、そしてグラスを傾ける「時間そのもの」を楽しむお酒です。

みなみ
みなみ
よし。これからは量を減らして、その分じっくり香りを楽しみながら飲むことにするよ

妻
いい心がけね。飲む量が減れば、高いボトルの減りも遅くなるし、家計にも優しくて一石二鳥じゃない

みなみ
みなみ
……まあ、そういう見方もあるね(つまり新しいボトルは買えないってことか)

長くウイスキー沼に浸かり続けるためにも、適量とチェイサーを守って、健康的な晩酌ライフを送りましょう!

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