【基礎知識】翌朝バイクに乗るならウイスキーは何杯まで?アルコールが抜ける時間の計算方法

【基礎知識】翌朝バイクに乗るならウイスキーは何杯まで?アルコールが抜ける時間の計算方法

ついに我が家の長男が、念願のバイクの免許を取得しました!
「これでいつでもツーリングに行ける!」と目を輝かせる息子。夜の晩酌の席でもバイク談義に花が咲くのですが、新米ライダーの彼からこんな質問が飛び出しました。

「明日朝からバイクに乗るとして、今日の夜はウイスキー何杯までなら飲んでいいの? いつアルコールって抜けるの?」
車はもちろんですが、体をむき出しにして走るバイクは、ほんの少しの判断の遅れが命取りになります。今回は、翌朝安全に運転するために知っておきたい「ウイスキーのアルコール分解時間」の基礎知識を解説します。

我が家の晩酌ノオト:新米ライダーと夜のハイボール

長男
長男
ぷはーっ! バイトのあとのハイボールは最高だね! で、親父。明日の朝8時に友達とツーリングに出発するんだけど、今日って何時まで飲んでいいのかな?

妻
ちょっと、明日バイクに乗るんでしょ? お酒なんて残ってたら危ないわよ! 今日はもうその1杯でやめておきなさい。

長男
長男
えー! まだ20時だよ? もう少し飲みたいんだけどなぁ……。親父、ウイスキーってストレートで何杯くらい飲んだら、明日に響くの?

みなみ
みなみ
よし、いい機会だから『お酒が抜ける時間』の正しい計算方法を教えよう。これを間違えると、自分だけじゃなく周りも巻き込む大事故に繋がるから、ライダーとして絶対に覚えておくんだぞ。

長男
長男
おおっ、なんか真剣だね。教えて!

アルコールが抜ける時間は「純アルコール量」で決まる

お酒が体から抜けるまでの時間は、「何杯飲んだか」や「顔が赤くなるか」といった感覚ではなく、「純アルコール量(g)」という客観的な数値で計算することができます。

計算を簡単にするため、厚生労働省が推奨する「1単位(純アルコール約20g)」という基準を覚えましょう。

【健康な成人が「1単位(約20g)」のアルコールを分解するのにかかる時間】
・約4時間(※体重60kgの成人の平均的な目安)

では、この「1単位」はウイスキーに換算するとどれくらいになるのでしょうか?

ウイスキーの「1単位」はどれくらい?

ウイスキー(アルコール度数40%の場合)の純アルコール量を計算すると、以下のようになります。

  • シングル1杯(30ml):純アルコール量 約9.6g = 分解に約2時間
  • ダブル1杯(60ml):純アルコール量 約19.2g = 分解に約4時間

つまり、「ウイスキーのシングル1杯につき、アルコールが抜けるまでに約2時間かかる」と覚えておくのが、最も簡単な計算方法です。

長男の明日のツーリングから逆算してみよう

みなみ
みなみ
さあ、この計算式を使って、お前の明日の予定から逆算してみようか。明日は朝8時に出発だっけ?

長男
長男
うん。ってことは、朝7時には完全にアルコールが抜けてスッキリしていたいな。

みなみ
みなみ
よし。今は夜の20時。朝7時まではあと『11時間』あるね。ウイスキーのシングル1杯で分解に2時間かかるから……

長男
長男
11時間 ÷ 2時間 = 5.5杯! なんだ、シングルで5杯も飲めるじゃん!

長男
長男
ストーーップ! それはあくまで『起きている状態』での話。ここからが一番怖い落とし穴なんだ。

【要注意】睡眠中はアルコールの分解スピードが遅くなる!

多くの方が誤解していますが、「寝ればお酒が抜ける」というのは大きな間違いです。

睡眠中は肝臓の働きも休んでしまうため、起きている時に比べてアルコールの分解スピードがガクッと落ちます。(一般的に半分程度になるとも言われています)。

そのため、先ほどの計算式で出た時間に「+αの余裕(安全マージン)」をしっかり持たせることが非常に重要です。

みなみ
みなみ
だから、明日朝からバイクに乗るなら、安全を見て『シングル2〜3杯(ダブルなら1杯ちょっと)』まで。しかも、寝る数時間前には切り上げて、しっかり水分を摂るのがライダーの鉄則だ。

妻
そうよ! バイクは体が資本なんだから。ほら、ハイボールのおかわりは薄めにして、あとはチェイサーの水をしっかり飲みなさい。

長男
長男
なるほど……。単に時間だけじゃなくて、寝る時間も考慮しなきゃいけないのか。よし、今日はあと薄めのハイボール1杯にして、明日に備えるよ!

まとめ:翌朝運転する日の「ウイスキーの嗜み方」

ウイスキーはアルコール度数が高いため、少しの量でも意外と分解に時間がかかります。

  • シングル1杯(30ml)= 分解に約2時間
  • 睡眠中は分解が遅くなるため、過信は禁物
  • 翌朝運転するなら、早めに切り上げて水分を多めに摂る

お酒もバイクも、大人の最高な趣味です。しかし、どちらも「自己管理」ができてこそ楽しめるもの。

「まだ抜けてないかも……?」と少しでも不安な朝は、勇気を持って運転を取りやめる。そんな余裕を持った大人のライダーになってほしいと、親父としては願うばかりです。さて、息子の初ツーリングの無事を祈りつつ、私はもう少しだけ、このグラスの残りをゆっくりと楽しむとしましょうか。

今夜の晩酌ノオトはここまで。皆様も、安全で素晴らしいウイスキーライフを!

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