アベラワーアブーナ本音レビュー!究極のシェリー樽と濃厚チーズケーキの至高ペアリング

アベラワーアブーナ本音レビュー!究極のシェリー樽と濃厚チーズケーキの至高ペアリング

スコットランド・スペイサイド地方の中心で、清らかな泉の水を使って造られるアベラワー蒸留所。その数あるラインナップの中でも、世界中のシェリー樽愛好家(シェリーボム好き)から熱狂的な支持を集める特別なカルト的ボトルがあります。

それが、ゲール語で「起源」を意味する「アベラワー アブーナ(Aberlour A’bunadh)」です。

19世紀の創業当時のウイスキー造りを再現し、厳選された最高級のスパニッシュオーク・オロロソシェリー樽のみで熟成。冷却濾過を行わず、樽出しそのままのカスクストレングス(約60度)でボトリングされるこのお酒は、まさに「究極のシェリー爆弾」と呼ぶにふさわしい圧倒的な重厚感を持っています。

今回は、この極上の甘みとパンチを持つアブーナに、妻が買ってきてくれた「濃厚でクリーミーなチーズケーキ」を合わせる、大人のための贅沢なデザートタイムをお届けします。

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我が家の晩酌ノオト:妻のチーズケーキと、深紅のシェリー爆弾

週末の夜。夕食の後片付けを終えてリビングでくつろいでいると、妻が箱から慎重にケーキを取り出し、お皿に取り分けてくれました。

妻
お待たせ! 今日は駅前のケーキ屋さんで、一番濃厚そうなベイクドチーズケーキを買ってきたよ。クリームチーズがたっぷりでドッシリしてるんだけど、これに負けない食後酒ってあるかな?

みなみ
みなみ
おお、見るからに濃厚で美味しそうだね! チーズのコクと酸味……それなら今夜は、とびきりリッチでパンチのある『アベラワー アブーナ』を合わせよう

妻
アベラワー? なんだかウイスキーっていうより、すごく濃い色の赤ワインみたいなボトルね。どんな味なの?

みなみ
みなみ
これはね、スペインのオロロソシェリー樽だけで熟成させていて、お水を一滴も足さずにそのまま瓶詰めしているんだ。だからアルコール度数が60度近くもあるんだけど、ドライフルーツやチョコレートみたいな信じられないくらい濃厚な甘みがあるんだよ

妻
ろ、60度!? それはすごい! でも、ケーキに添えるベリーのソースやチョコレートみたいな感覚で合わせたら、絶対に美味しいやつだね。ストレートで少しずついただいてみよう!

テイスティング・レポート

アベラワーアブーナのボトルの写真

アベラワー アブーナは、スモールバッチ(少量生産)で造られており、ボトルにバッチナンバーが記載されています。バッチごとにアルコール度数が異なりますが、常に60%前後という強烈なハイプルーフを誇り、オロロソシェリー樽の恩恵を極限まで引き出しています。

香り(Nose)

グラスに注いだ瞬間から、レーズン、ダークチェリー、そしてプラムのような熟したフルーツの香りが部屋中に広がります。度数の高さを感じさせないほど甘美で、続いてビターチョコレート、シナモンやクローブのような重厚なスパイス感が現れます。

味わい(Palate)

口当たりは驚くほどオイリーでねっとりとしており、フルボディ。口に含んだ瞬間、濃厚なフルーツケーキやオレンジピール、ダークチョコレートの極上の甘みが爆発します。60度というアルコールの強烈なアタックはありますが、それを上回る圧倒的なシェリー樽の甘みと旨味が舌をコーティングし、心地よい刺激へと変わります。

余韻(Finish)

ビターチョコレートのほろ苦さと、ジンジャーのようなスパイシーな余韻が、喉の奥からお腹にかけてどこまでも長く温かく続きます。重厚でありながら、もう一口を求めてしまう魔力を持ったフィニッシュです。

【テイスティング総評】

これぞシェリーカスクの極致。半端なシェリー樽熟成を過去のものにしてしまうほどの、圧倒的な果実味とボディの厚みを持っています。ストレートで一口ずつ、時間をかけてその濃厚な液体と向き合うことで、ウイスキーが持つ「熟成の凄み」をダイレクトに体感できる傑作です。

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おすすめの飲み方とペアリング

濃厚さを味わい尽くす「ストレート」と「加水」

アブーナの持つフルボディの質感を最大限に味わうなら、まずは「ストレート」で舐めるように味わってください。そして、常温のお水を数滴落とす(加水する)と、アルコールの刺激が和らぎ、隠れていたマーマレードやミルクチョコレートのような甘い香りが一気に花開きます。

至高のペアリング:濃厚でクリーミーなチーズケーキ

クリーミーなチーズケーキとアベラワーアブーナの写真

今回は、クリームチーズをふんだんに使った、ずっしりと濃厚なチーズケーキに、ストレートのアブーナを合わせてみます。

妻
(チーズケーキを一口食べて、ウイスキーをほんの少し口に含む)……んんっ!! これは言葉を失う美味しさ! チーズケーキの濃厚なコクに、ウイスキーのドライフルーツみたいな甘さが完全に絡み合ってる!

みなみ
みなみ
最高の組み合わせだろう? チーズの乳脂肪分を、60度のアルコールが口の中で綺麗に溶かしてくれるから、後味が全くくどくならないんだ

妻
本当だね。アブーナのチョコレートやチェリーみたいな風味が、チーズケーキの酸味と合わさって、まるで最高級のフルーツソースをたっぷりかけて食べているみたい。ケーキ単体で食べるより、何倍も美味しく感じるわ

みなみ
みなみ
これだけパンチのあるウイスキーだからこそ、濃厚なスイーツを完璧に受け止めて、さらに上の次元へと引き上げてくれるんだ。まさに大人のための究極のデザートタイムだね

クリーミーなチーズのコクと酸味に、アブーナの持つダークフルーツとチョコレートの風味が覆い被さる。お互いの濃厚さがぶつかり合うのではなく、完璧なソースとして機能する、見事なスイーツ・マリアージュです。

アベラワー アブーナをおすすめする方

  • レーズンやダークチョコレートのような、重厚なシェリー樽の風味が大好きな方
  • アルコール度数60度前後の、骨太で飲みごたえのあるカスクストレングスを体験したい方
  • チーズケーキやガトーショコラ、ドライフルーツと合わせて、極上の食後酒を楽しみたい方
  • 昔ながらの製法で作られた、着色も冷却濾過もしていない「本来のウイスキーの姿」を味わいたい方

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まとめ

アベラワーアブーナとスイーツのペアリングを楽しむ夫婦のイメージ

圧倒的なパンチと、それを凌駕するほどの極上の甘みを持った「アベラワー アブーナ」。

濃厚なチーズケーキと合わせた時の、あのソースのように絡み合う至福の時間は、ウイスキーとスイーツが織りなすペアリングの無限の可能性を教えてくれました。

さて、キーボードを叩く音だけが響いていた部屋も、そろそろ「オフ」の時間です。

グラスに少しだけ残った深紅のアブーナに水を一滴だけ落とし、甘く開いた芳醇な香りに身を委ねながら、静かに更けゆく夜を楽しもうと思います。明日もまた、素晴らしいウイスキーとの出会いがありますように。乾杯。

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