いつものスーパーの鮮魚コーナー。手頃な価格でボリュームもあり、お小遣い父さんの強い味方になってくれるのが「かつおのタタキ」です。
玉ねぎのスライスやニンニク、生姜などの薬味を添えて、ポン酢や塩でさっぱりといただくのが一般的ですし、それだけでも十分に美味しいおつまみになります。
もちろん、普通に食べても私の「推し銘柄」であるタリスカーのハイボールにはよく合うのですが……。せっかくタリスカーと合わせるなら、ぜひ試していただきたい「一味違う、最高にワイルドな食べ方」があるのです。
今回は、いつものカツオのタタキが極上のスパイスおつまみに化ける、至高のペアリングをご紹介します。
我が家のカツオのタタキ晩酌ノオト
カツオのタタキと言えば土佐が本場で、藁焼きなんかめちゃくちゃ美味しいですね。私の息子が小学生を卒業する際に地域子供会の卒業旅行的なものがあり、高知で藁焼き体験をしたのですが

見てくださいこの業炎!やはり藁の瞬間火力は圧倒的ですね。
外側には少し焦げ目がついて、中はレア。カツオの香ばしい香りがより引き立ちめちゃくちゃ美味しいんですよね。
そしてこのカツオの藁焼きを食べた時に粗塩をふりかけて食べたんですが、それが最高に美味しくて、それからというものハイボールとのペアリングではポン酢は一切使わなくなりました。
主役はポン酢にあらず!「大量の刻みネギ×粗挽き塩胡椒」の衝撃

タリスカーのハイボールを片手に楽しむとき、私が激推ししたい食べ方がこちらです。
やり方はいたってシンプル。皿に盛ったかつおのタタキの上に、これでもかというほど大量の細かく刻んだネギを乗せ、そこに粗挽きの塩胡椒をこれまた大量にふりかける。これだけです。(実はこの時、肝心のニンニクを買い忘れてしまうという痛恨のミスをやらかしてたのですが、ここに刻んだニンニクを少し炒めてトッピングできたら、もう言葉を失うレベルで最高になります……!)
口に運んだ瞬間、香ばしいニンニクの風味(脳内補完)とカツオの濃厚な旨味、そして粗挽き塩胡椒のピリッとしたスパイス感が一体となって押し寄せます。
そこへ、キンキンに冷えたタリスカーのハイボールをグッと流し込む。
これが、何とも言えない至福の味わいなのです。タリスカーが持つ独特の「潮の香り」とかすかな塩気が、カツオの持つ海の旨味をグンと引き立て、逆にカツオの脂がタリスカーの持つスパイシーさをまろやかに引き出してくれます。まさに、お互いを高め合う完璧な相乗効果です。
塩じゃなく塩胡椒なのは、胡椒のスパイシーさがウイスキーにより合うからです。完全にペアリング重視での選択でこうなりました。
他のウイスキーとの相性は?キーワードは「海洋感」
今回の「ネギ塩胡椒カツオ」、タリスカー以外の銘柄と合わせるなら、ハイボールに定評のあるキルホーマンや****アードベッグといった、やはり「磯の香り(ピートやヨード感)」が強いアイラモルトが抜群に合います。
かといって、クセの強いスコッチでなければ合わないというわけではありません。爽やかな森の香りがする白州や、デイリーで大活躍してくれるブラックニッカのハイボールでも、十分に美味しく愉しむことができます。
逆に、あまりおすすめできないのは、シェリー樽の影響を強く受けた甘口の銘柄や、青リンゴや洋梨のようなフルーティな香りが前面に出る銘柄です。カツオの力強い風味とぶつかってしまうため、できれば「海洋感」や「すっきりとしたキレ」を楽しめるボトルを選ぶのが、打率を上げるコツです。
【禁断のアレンジ】熱々の「にんにくネギオイル」をぶっかける
さらに一手間かけて、週末の夜をちょっと贅沢に彩りたいときのアレンジレシピもご紹介します。カツオのタタキはそのままで、上に乗せる「ネギ」に魔法をかけます。
- フライパンにオリーブオイルをひき、刻んだニンニクをじっくり炒めて「にんにくオイル」を作ります。
- そこへ刻んだネギを投入し、香ばしい「焦がしネギ」の状態に仕上げます。
- 皿に盛り付けたかつおのタタキの上から、その熱々のネギオイルを油ごとジュワッとぶっかけます。
オイルの香ばしさと、ニンニクの風味爆発で、お箸もハイボールも止まらなくなること請け合いです。
まとめ:一手間かける楽しさが、推しボトルをさらに美味しくする

シンプルにポン酢で食べるのも当然美味しいですが、こうして日常の食材にほんの少しの手間をかける時間が、週末の晩酌を何倍も楽しくしてくれますよね。何より、大好きなウイスキーがいつも以上に美味しく化けてくれたときの喜びは格別です。
全国のタリスカー好き、ハイボール好きの方はもちろん、特に「アイラモルトのピート香がたまらない!」というスモーキー党の同志の皆さん、スーパーでカツオを見かけたら、ぜひこのアレンジを試してみてください。今夜の晩酌が、間違いなく最高のご褒美タイムになりますよ。
